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プログラミング言語と定番書: Scalaコップ本

 ちょっと必要に迫られて書評。

 一言で言うと、まあこんなもんでしょ、という本です。翻訳の品質を問題視するレビューもありますし、実際のところ、英単語を日本語単語に置き換えただけのような部分があったりするかもしれませんが、「英語の文章を英単語で読むより、英語の文章を日本語単語で読むほうが多分はやい」と考えれば特に問題ないですね ワハハ

 初学者が必要とする情報は揃っていたと思いますし、実装に突っ込んでいく解説スタイルは(たとえ分からなくても、分からない事柄があるという発見として)読む甲斐があります。

 ただひとつ致命的問題があるとすれば、この本を何回読んでもPlay Framework (あるいはSlick) のコードは全然読める気がしないというところでしょうかね。 implicit というキーワードが分かっても、実際のPlayにおける使用方法が宇宙的すぎて、自動生成コードを読んでもまったく意味が分からんと思います。それはもちろんコップ本のせいじゃないんですが、現実としてはやっぱり困りますね。今あえてKotlinじゃなくScalaやる理由なんてPlayとAkkaしか思いつかないし…

 いい本です。ただ高いし厚いし、カロリーがすごい。